2017年9月26日

妊娠中の虫歯について

こんにちは、広島県福山市 はなえみ歯科 副院長の平田まどかです。

現在はなえみ歯科では4人のスタッフが産休に入っており、患者様にはご迷惑をおかけしております。

よく、妊娠中は虫歯になる!と聞きますよね。歯のカルシウムが赤ちゃんに取られてしまうという理由のようです。

確かに妊娠中は虫歯になりやすいのですが、決して歯からカルシウムを取られることが原因ではありません。

実は、生活習慣の変化が大きな原因だと言われています。

悪阻で嘔吐を繰り返したり、歯磨きができなくなってしまったり。。。

食べ悪阻や、一度に食事が取れなくなる などが原因で、ダラダラと間食を取ってしまったり。。。

赤ちゃんが産まれてからは、生活も不規則になり、自分のことは後回しで、なかなか丁寧に歯磨きもできない状況になりがちです。

さらに妊娠中は、歯周病菌が女性ホルモンを好むため、歯肉炎や歯周病が悪化しやすくなります。

仕方ない状況でもあるのですが、ホームケアの見直し、フッ素やミネラルペーストの活用、医院でのプロフェッショナルケアなど、対策はとれるので、何とか乗り切って欲しいと思います。

はなえみ歯科では『マイナス1歳からの虫歯予防』を推奨しています。

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養育者、主にお母さんのお口の健康は、お子さんの健康と非常に深い繋がりがあるからです。

そして、お子さんの虫歯予防に重要な生活習慣や口腔ケアにおいても、家族の力が不可欠です。

はなえみ歯科には子育て中のスタッフが多いので、何でも相談して下さいね✨